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小野孝尚学長先生が筑西市中央図書館にて講演

筑西市の中央図書館エントラスギャラリーでは、現在「筑波野の女流詩人・下条綾子展示会」が開催されています。1月22日までです。読売新聞や茨城新聞、ケーブルテレビ等で「筑西市の詩人」とか「地元出身の詩人」との見出しで、広く紹介されています。

小野学長先生は、13日の午後1時30分から、図書館視聴覚ホールにて「筑波野の詩人・下条綾子」と題されて、前半は詩集『筑波野の春』(昭和3年5月)の主要な作品について説明され、後半は、下条綾子の略生涯についてパワーポイントを使用して映像を中心にたどりました。会場の椅子が足りなくなるほどたくさんの方が来場され大盛況でした。本学の卒業生の方も駆け付けてくれました。

下条綾子は、明治37年に旧古里村の旧家の末娘に生まれ恵まれた家庭環境に育ちますが、若くして胸を病み療養生活の中から文学に関心を抱くようになりました。18歳の頃、当時の雑誌『郷土』(主催者は小川芋銭、横瀬夜雨、野口雨情・山村暮鳥)に詩を投稿し、認められるようになりました。その後日本女子大学に学び、川路柳虹や佐藤惣之助に師事、梶浦正之、井上康文とも交流があり中央の詩壇で活躍されました。後年は、下妻第二高等学校の図書館司書の仕事をされ、本に親しんだ生涯でした。

写真は、筑西市広報広聴課提供
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