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『豊田天功・香窓・芙雄物語~激動の幕末・維新期を生きて』の紹介

学長 小野孝尚

本学園ゆかりの豊田芙雄先生並びにその親族が、激動の幕末・維新期を生きた伝記歴史マンガ『豊田天功・香窓・芙雄物語~激動の幕末・維新期を生きて』が豊田天功・香窓・芙雄顕彰会から出版されました。
日本人初の幼稚園保姆・女子教育の魁である豊田芙雄とその夫で維新期の尊王開国論者の志士香窓とその父で水戸影考館総裁の天功の略生涯の史実をマンガに仕立て老若男女を問わず広く読み語られる内容となっています。
冬は18歳で、29歳の豊田香窓と結婚しますが、香窓は33歳の時に京都で尊王攘夷の刺客に暗殺されます。23歳の冬は、「心を鬼のように強く持って生きよ」との夫の遺志を固く守り、名前の冬を芙雄に改め、自らの力で強く夫の分も生きていこうと決意し、勉学に励みました。このことが芙雄にとっての若き日の一つのターニングポイント(分岐点)になります。
後半部分には、史料編として、年表や新聞等に掲載された記事等が掲げられており、これまでの豊田家に関係する貴重な史料の集大成となっています。本書は、本学の図書館にも所蔵されていますので、3人の活動と功績を通して、人としてのものの見方や考え方そして生き方を学び、自らの生きる道標にしてください。

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