女子教育の伝統と未来をつなぎ、
社会で活躍できる女性を育成
学校法人大成学園は、茨城県で初めての私立女学校として1909年(明治42年)に誕生し、今年で創立115周年を迎えました。茨城女子短期大学は1967年(昭和42年)に開学し、57年の歩みを重ねています。振り返れば、大成学園の草創期には、創立者の額賀三郎先生・キヨ先生をはじめ、日本の女子教育や幼児教育の先駆者である当時の大成女学校校長・豊田芙雄先生らの並々ならぬご尽力により、確かな基礎が築かれました。そして、多くの方々からの温かいご支援をいただきながら、輝かしい伝統を育んできました。これらの先生方の教えは、今もなお本学の「建学の精神」として受け継がれています。
本学は開学以来、「社会の発展に寄与できる堅実な女性の育成」を目指してきました。では、今の社会が求める堅実な女性とは、どのような人物でしょうか。資格を持つことはもちろん大切ですが、それ以上に大切なのは、コミュニケーション能力と、社会人としての基礎力を備えていることです。この「社会人基礎力」とは、「主体性」「考える力」「チーム力」の3つを指します。これらは、変化の激しい社会の中で、多様な人と協力しながら仕事を進めていくために不可欠な要素です。
本学では、表現文化学科とこども学科の全ての学生が、このコミュニケーション能力と社会人基礎力をしっかりと身につけ、その上で自分の目標に合った資格を取得できるよう支援しています。
現代社会では、科学技術の進歩が目覚ましく、専門技術の陳腐化も早まっています。しかし、コミュニケーション能力や社会人基礎力は、一度身につければ色あせることはありません。本学では、2年間で全ての学生がこれらの基礎力を確実に習得できるよう、教職員が一丸となってサポートしていきます。
さあ、あなたも茨城女子短期大学で社会人基礎力を身につけ、自分の夢を実現しましょう。本学は、これからの未来に向かって、あなたの挑戦と成長を応援します。

学長 額賀修一



