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大学ビブリオバトル 茨城決戦大会を観戦して

去る11月5日、当短期大学生の参加する大学ビブリオバトル茨城決戦大会を茨城県立図書館で観戦してきましたので、そこで感じたことなどを少々つづりたいと思います。

まず、ビブリオバトルとは自分が面白いと思った本を持ち寄り5分間で順番に発表し、最後に発表を聞いた人が一番読みたくなった本を投票で決めるというゲーム。茨城決戦大会では5つの大学での予選を勝ち抜いた5人の学生が発表をしました。県立図書館視聴覚ホールの受付で、ビブリオバトルのルール、チャンプ本(発表者が面白いと思った本)の一覧、投票のためのイエローカードを渡され着席しました。

当短期大学表現文化学科の小川さんは三番目に登場し、やなせたかし著『わたしが正義について語るなら』という本を紹介しました。
著者の戦争体験から始まり、アンパンマンの歌詞には正義のすべてが込められていること、人のいい部分、悪い部分はほんの僅かの差であること。この本は読みやすい文章でゆっくりと身を任せて読めますよ・・・と静かに熱く自分の思いをわかり易い言葉でまとめた発表でした。世界のどこかで戦があり、子供たちが犠牲になる現実、正義のための戦はありですか?
今、読むべきはこんな本なのかなと思いました。

5人の発表後、投票が始まり、小川さんの時にカードがたくさん挙がっていたのでもしかしたらチャンプになれるかも?いやチャンプになってほしいと思いながら集計を待っていました。結果は他の学生がチャンプに決定。僅差だったに違いないと信じています。

この会場に立てなくてもこの決戦大会にでるために、学生たちがたくさんの本を読んでいることを想像すると、活字離れの時代と言われてもまだまだ本を読む学生はいるのだと思いました。読書が好きな私には、うれしい刺激になったひとときでした。

 

 

 

 

 

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